一応、ストーリー上は吉光さんと縁のあるブライアンは、何かと意識してガチることが多く慣れやすい対戦相手だったりします。
そんなブライアンさんは最新Verで強化を受けたこともあり、より意識するようになりましたが、今回は強化と関係ないところの遠距離での立ち回りについて考えてみます。
遠距離の主要技
ブライアンといえば挑発……って感じは薄くなり、今はわりと遠距離の技が強く、その辺を丁寧に扱っていかないと、アレヤコレヤというウチにやられてしまいます。遠距離技に慣れや対応を見せないと、調子に乗ってガンガンこられるので、まずは技の詳細を整理していきます。
コマンド | 技名 | 発生 | ガード | 距離 | 効果 |
技 | 近左 | 近右 | 遠左 | 遠右 | |
236WP | レクイエム | 15F | 中 -9 | 2.6 | ヒート技 |
x | o | x | x | ||
214LP | キャノンストレート | 13F | 上 +5 | 3.2 | トルネード |
o | o | x | x | ||
WK | ミドルサイドキック | 18F | 中 -13 | 2.9 | カウンターコンボ |
o | o | o | o | ||
214RK | キックオフ | 17F | 中 -12 | 3.1 | コンボ始動 |
x | o | x | x | ||
214LK | ハチェットキック | 19F | 下 -13 | 3.1 | カウンター追撃 |
o | x | x | x |
主要技の分解
距離
まず吉光使いが信頼する長さの外法閃が 3.1 だと思ってください。それに対して上中下で 3.1~3.2 が揃っているという恐るべき事実。
この距離は踏み込むか様子見するかを考える距離なので、前入れする瞬間が多いのですが、実はそこは既に間合いで飛んでくるということを認識しているかどうかで、大きく内容が変わってきます。
発生
過去作では WK が主要技だったのに、今はレクイエムとキャノンストレートに切り替わっています。それもそのはず、発生が 15F と 13F です。全然絶対な話じゃないですが、17F 以上の技なら気持ちガードが間に合うことがありました。しかし 13F だと飛んできたと思ったときには当たっており、モーションの雰囲気でしゃがむことも難しいです。
上手い人は出どころがわからない感じに出してくるので、自分でも出してみると、最速で出すのは実は難しくなく、ステップモーションはないものと思っても良いくらいです。
横の強さ
上の表で o をつけたのは、技の出始めにジャストで横移動歩きをした時に避けられるという条件です。基本的に歩き状態には全て当たると思ってよいです。キャノンストレートは遠距離でもジャストなら左右で避けられるのですが、早すぎても遅くても失敗して被弾します。他の技のことを考えるとスカ確を狙うというよりはガード優先にしつつ、真横でストレートがスカってたら何か出しておく、くらいになりそうです。
また、これらは近距離ではまぁまぁ避けられるのですが、近距離は膝や 3LP が主力になるのであまり関係ないところです。
立ち回り
以上を踏まえると、遠距離技に対して、出させて横でスカすってのは選択肢から除外されるので、まずは遠距離技を出させる誘いをしつつ縦でスカす意識から始まります。最も遠いキャノンより外なら全てがスカせ、
それより内側に入るとキャノンとハチェットの上下が飛んでくるも(キックオフは少なめとする)、レクイエムはスカせる形。
レクイエムの間合いに入ったら丁寧にガードして自分 +9 をもらって、組み立てていく── など。人によって中距離はレクイエム or ミドルサイドキックに偏るので、サイドキックなら横移動で躱したい意識を強めにする。
ってのを真剣にやると長い試合になってしまいますが、遠距離を丁寧に扱いつつ、たまにハチェットを下段捌きできると理想的な流れになりそうな気がします。ただし、レクイエムの間合いでは下段捌きをあまり狙わないこと。
クラウディオやジュリアが上段で飛んでくるのは、結構誘ってしゃがんで浮かせられるのに、ブライアンのキャノンはそれがかなり難しい印象です。
なのでちゃんと整理して総合的に考えてみたところ、以上のことを頭に入れて雑にならない、ってのが今自分にできるキャラ対策なのかな、と思います;-)