鉄拳8吉光の PV も出たし、体験版も出たし、もう7光を触ることはなくなるでしょう。
ということで、自分なりの7光の感想を良し悪しにわけて書いてみます。
良かったところ
歴代一強い
まぁこれはキャラ単体でみれば、どのキャラもそうだと思いますけども、よっぽど相性が悪い相手ですら『詰む』ということは無くなりましたよね。6BR ン時はもはやゲームとして成り立ってなかったし。昔だと、強い人が戯れで触ってもステップインアッパーでなんとかするしかなかったけど、今は基礎が強ければなんとでもできちゃう感じあるもんね。吉光使いにしかできない行動って、吉光ブレード、各種構え、ガード不能、を使いこなすことで、それ無しに勝つのを見ても何も感じないっていう。
そういう意味では、ノビ光が配信で相当意識的に使いこなそうとしていて、頑張っているなーと思う。でもさすがに吉光として参考になるところは無くて、感心するのは素の鉄拳力の部分ではある。いくつか要所を改善するだけで、一気に強くなりそうな感じするのが、見ていておもろい。
先端が強い
外法閃と石垣崩し、の2つは妖刀のド先端が長いし、珍しく若干横にも強いので、どこが真の先端なのか見極めて打つ練習はちゃんとした。先行入力有りの風神入力も、使いこなすのが面白かったんだけど、鉄拳8で無くなっちゃったのがちと残念なところ。
外法閃は発生が 17 → 20 に、迅雷剣は 14 → 17 にってことで、1段階ずつ遅くなったのがどう影響してくるのか。
そーいえば迅雷剣は唯一といって言いほどの判定の強さに信頼があった技だけど、アレも縦に異常に長い先端判定があったね。特にドライブで感じられたところで、8では先端間合いチェックから始めることになりそう。
凄い強いわけではない
火力高いし、確反用の技もだいたい揃ってるし、中段コンボ始動も豊富だし、でめちゃ強そうなのに強キャラではないのは、多分、転ばす速い下段がなくて、細かい連続技がなくて、左横に全部弱くて、1つ1つのスカ硬直がバカみたいに長いとか、が全てを相殺してくれているおかげだと思われる。この特徴によって、一番大事なのって自分の行動よりも、相手がどれだけ吉光を理解しているかってところになるから、探りを入れる能力が大事になるし、その結果、即止めされることが多いのもしょうがないんよね、っと。
逆に長期戦やってくれる人は対処と読み合いを好むので、そういう相手とは物凄く楽しむことができた。対戦ツールとして毎日やってもギリ飽きないくらいには、『非常に満足している』にポチりたいところであります。
悪かったところ
イカとのっぺら坊
デザインは鉄拳4のカブトムシ並みにイマイチでしたね、ってのは鉄拳8のワンチャン歴代ベストデザインが発表されて、より強く思うようになりました。今まで甲冑の触手だった部分が、よりによって軟体動物の触手になって、顔もツンツルテンののっぺら坊ですよ。あの骸骨顔がキュートだったのに。
それがカスタマイズでも満足いくデキにならなくて、鉄拳8は素の状態からイケるのでカスタマイズも楽しみでならない。まじデザイナーに感謝。
吉光は #鉄拳8 の前に #ソウルキャリバー6 でもデザインを担当させていただきましたが、実は今回が2回目ではなくて… pic.twitter.com/GaeXcmfHDa
— ヒ ロ ア キ (@SUPER_HIROAKI) December 18, 2023
右手が小さい
コンボ中、相手キャラの足側の大きさによって、LP か RP に変えなくちゃいけないし、地上でも潜られまくる高さだし、で面倒くさい要素しかなかった。まぁ RPLP はカウンター強いし、ガード確認からキャンセルできるから強かったけどさ。ついでに左手も短いしさ、なんか身長と見た目に射程距離が合ってないんよね。それらの副産物が、ダッシュスライドブレードっていう皮肉。
コンボパーツの不安定さ
これはあげたらキリがないやつ。圧切(1) や逢魔(1) がスカる、安定用に設計されたはずの壁コン夏茜がキャラの小ささや壁の凸凹角度次第でスカる、とかとか。
一番酷いのは、ブレードからのコンボで地雷刃・圧切・迅雷剣が選択肢としてあって、瞬間的に 地雷刃は遠い → 圧切あたらない角度 → 迅雷剣 や!ってナイス判断したと思ったらそれもスカる、とか。もし大会で、それすら悟って外法閃とかに切り替えても、誰もその凄さわかんねーっつーのw
同時押し失敗地獄
ヒートの 2+3 同時押しが、キャラによるかもだけど多分1フレームまでズレを許容するので、吉光の同時押し失敗地獄も何かしら致命傷を避ける形になっているといいな
— 外道父 | Noko (@GedowFather) December 21, 2023
これもキリがないやつ。金打がワンツーはマシな部類で、夢想はいわずもがな、立ち途中ブレードが鬼薊、とかシビアすぎんだろっていう。
同時押しボタンを使いこなせなかった自分も悪いけど、そのぶんホールドはめっちゃ多用してんのよね。もし配信で操作コマンドを表示したら、こいつ何やってんのって思われるだろうってくらい。
8では WP系 が LP+LK とか縦に変わったっぽいから、それによる操作感の影響と、ズレ猶予がそれぞれどんなものか、ってのは詳しく調べてしまいたいところ。
浮いてない・前向いてない
吹雪や牛若の最中にカウンター食らって、浮いてるのに地上食らいかよ!とか、逆に浮いてねーよ!って感じすぎ。半分くらいは被害妄想。あと吹雪や荒魂の後ろ向き中に食らって、前向きに浮いたりするし、だいたい不幸寄りに動作するんよな。システム上、そういうタイミングなんだとしても、見た目と合っていないのはバグに近いと思うんだけどね。
鉄拳8頑張る
不満点の方が多く出てしまうのは人間の性よ。しかし、吉光使いはそれら全てを飲み込んで楽しんでいることも知ってほしいわけ。全然足りないけど、とりあえず7光について吐き出したので、8光で頑張っていけそうな気がする。まずは自分のフレーム覚えて、誰かが開発したコンボの練習して、全キャラのガードフレームを見ていく、とこからやね。
体験版でカズヤ触った感想として、ヒート鬱陶しいっていう一般的な感想と、よーこんなキャラで戦えるなっていうブーメラン感想。
当面の目標はジョイボ勢と当たって勝つこと、くらいかな:-)