鉄拳8シャオユウ ヒートスマッシュ後の二択を分解

シャオユウの背向けからのヒートスマッシュをガードすると、完全強制二択を押し付けられるのですが、嵐が過ぎ去るまでボーッとしててもアレなんで、最低限どういうモノか知っておく必要はあります。

死ぬ気で死守すべき時がきたら、読むなり対策を実行するなりして、その後の展開を決めておくだけでもだいぶ勝敗に関わってくるのではなかろうか、ということで役立つかは別として分解していきます。



背向けヒートスマッシュガード後



シャオのヒートスマッシュは2つあり、正面から蹴り上げる方と、背向けからペチペチ~フライングヒールのがあり、今回は背向けからの話です。

ガードした時点で、まずシャオ側は【擺歩】へ移行するかしないかを選択できます。移行する場合はガード側が -18 で、移行しない場合は正面向きで -3 なので、二択にくる擺歩移行を前提として話を進めます。

スマッシュ後の擺歩は技が強化された状態になり、多くの場合は壁攻めで次の2つの技を最速で仕掛けてくるので、ここではそれを遅らせて出すとか、他の技を出すとかは、いったん考えないことにします。


中段派生



被弾すると壁強となる右手の中段は、発生18 ガードで -5、不利フレームと同じ発生フレームで飛んでくるので、返し技も不可となります。

また、スマッシュガード後にニュートラル・ガードのまま受けると被弾するので、4入れで明確にガードする必要があります。

ガードできた場合でもシャオ有利なので、無理しすぎずも、各キャラが持つシャオ対策の動きや軽い技で切り返しを狙っていきます。


下段派生



被弾すると追撃を食らう左脚の下段回し蹴りは、ホーミングな発生20 ガードで +12 で確定反撃が可能なので、ガードできれば最も切り返しやすい流れとなります。

フレーム的に下段捌きは可能ですが、最も早いと思われるニーナのボーンカッター(9WK) のジャンステ 3F も 1F 間に合わないので、技で返すことは不可となります。2F で発生する下段返し技があるかは知りません。

有利にジャストで飛んでくる強い中段と、行動可能後 2F 後に飛んでくる強い下段で、とにかくグチャグチャに引っ掻き回そうとしてくるのが、今をときめくシャオユウの必殺技となります。


完全対応



これは与太話気味な対策ですが、以上の詳細をまとめると、中段をガードするには 4入れガードが必要で、下段は下段捌きが可能となります。

ではこれを視覚的なファジー対応をできるかというと、もちろんできないのですが、ジャックの投げ技パニッシュメントメガトンを4入れでジャストガードするのや、キングのフィギアフォーレッグロックをジャストWKで返すのが好きな人には、覚えておくと楽しく実践しようとするかもしれません。



スマッシュガード後は 4 を入れっぱなしにし、中段ガードのタイミングが終わった瞬間に下段捌きをすることで、一応の両対応となります。

4 から 3 へ一瞬で動かす必要があり、ニュートラル経由 1F しか猶予がなく、コマンド入力的には↑の画像の通りです。レバーレスなら、ニュートラルなしでいけて猶予が 1F 増えるかもですね。

ガードのタイミングかつ入力の正確さ両方が成功しての対策なので、ただのジャストガード系より遥かに難しそうですが、練習してみると何も対策しないよりはマシくらいには思えてきます。


正直、このジャストガード捌きをするよりも、読みとその後の展開に思考を巡らせたほうが多くの場合にいいでしょうが、分解して知ることで、少なくとも行動しても全く意味のない暴れなどは選択肢から消えるので、

何が起きているのかさえわかれば、視界と思考がクリアになって、やられても冷静なままで次の勝ちへの展開を広げられるのではなかろうか、と思いたい:-)

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