鉄拳8吉光ブレードのダッシュ確定反撃の予備知識

今作はあからさまに吉光ブレードのリーチが伸びて、アグレッシブな前のめりも合わせて切り返しでバンバコ当たる当たる。

しかし、そんな出しとけブレードに頼っていては先が短いので、ちょっとテクニカルにダッシュブレードについて分解してみましょう。



ダッシュブレードの出し方

共有している技表にも書いていますが、66☆LP+RK が基本です。

ただし、めちゃ入力を繊細かつスピーディに頑張れば、レバーでもニュートラルなしに 6,☆,6,LP+RK として入力することは可能です。プラクティスの入力で確認したのでそれは間違いないのですが、その瞬間にレバーは 6 にも ☆ にもいないことになるので、どちらかというと技術よりは偶然色の方が強そうです。

なので狙ってできることではないし、ちょっと早いと6,☆,6LP+RK の惑になってしまうので、それよりはダッシュ入力の方を頑張ったほうが早く正確に出すことができます。

あと LP+RK の入力は【LPRK】でも【RKLP】でも出せる、というか出てくれます。ズレは1フレームのみの許容です。失敗するとしたら惑になる方が多いのではないでしょうか。


抜刀と無刀の違い

抜刀は発生が 6-9 で、無刀は 8-11 でリーチが伸びます。数値にして 0.10 くらい伸びる感じで、これは体格・角度に関係なく目の前にいたら必ず届くものです。

また、両方ともスライドブレードの存在は残っており、一応距離が 0.05 くらい伸びる感じはあるのですが、今作の元の射程距離からすると、この技術は不要と断言できるくらいには使い勝手で悪影響の色が濃いです。

ダッシュブレードにおいては、この発生 2 の差がかなり大きく、抜刀では意味がある技術だけど、無刀ではダッシュ確定反撃としてはなんか当たりづらいのでココでは考えないことにします。

確反として使う時に重要なのがフレームと同じくらい、相手の技の終わり際の姿勢で、姿勢が前のめりなのか引っ込み気味なのかでそもそも当たるかスカるかが決まるので、この2フレームの差でほとんどの技が引っ込んでしまう、という感じになるからだと思います。あとは単純に手入力の限界も;-)


立ち状態の確定反撃

ということで抜刀ダッシュブレードの確定反撃について整理していきます。

旧作以前ではリーの膝には、多くの状況でその場ブレードが確反になっていましたが、今作では壁を背にしない限りは確実に当たらなくなりました。

こういう終わりが近いけどその場では当たらない技で、ダッシュブレードがあたる技としては、この辺を確認済みです。
  • リーのシルバーニー
  • カズヤの忌怨拳
  • スティーブのソニックファング

スティーブのイーグルクロウあたりは、フレームは -13 でも距離と姿勢の都合でヒットしません。

この雰囲気からわかると思いますが、まぁ結構キャラごとに限定的な話なので、これぞ頻度高く振ってくる代表技だ!というものだけが対象であり、条件が整うにしても細かく頻度が低い技にまで意識するものではありません。

コマンドとフレーム

例えばガードで -12 である忌怨拳の近距離ガードでの確定反撃はこんな入力です。



最初の 6 を早めに入力しておき、2回目の入力と同時に 4 フレーム走って、ニュートラルなしに LP+RK で、合わせて 10フレームで出せています。偉いですね。

しかし、こういう数値でも確定します。



5フレ走って 2フレをニュートラルからの発生6 で、合わせて 13フレームかかっているように見えます。しかし確定したということは、6入れが1フレ早くても先行入力として有効だった、ということになります。

コマコンはないので手作業ではありますが、これをいくつかの技で数百発練習していると、2回目の 6入れは最大で先行入力が 2フレーム まで有効であるっぽい。

なので66先行入力の多くは慣れの問題であり、重要なのは2回目の6入れの入力長さ(走る距離)と、6を離してから LP+RK を入力する速さ、ということになります。

忌怨拳やソニックは先端ガードがあるし -12 なので判断含めて難しめですが、シルバーニーくらいなら練習すればそこそこ入るようになる実戦レベルの技術になります。


しゃがみ状態の確定反撃

しゃがみ状態からもやり方は同じなのですが、1入れガードからだと若干難易度があがるかな、というくらい。気持ち 1~2フレーム分の遅れが発生しやすい感じ。

自分の腕前だとシャープナー(-13)や蒼蛇落襲(-12)は近くて身体が大きいので簡単ですが、腿砕き(-12) は成功率が数%くらいしかなく、やはり大事なのは技モーションからくる距離と姿勢なんだよな、と。

まぁ下段は下段捌きがあるので、使うとしたらよっぽど懲らしめたい時か、仕留める起き攻めを食らう時に覚悟を決めて実行するくらいでしょうか。

このレベルを上げておくと、弱点とされる -12~-14(祷葬痲呪~鬼薊)のある程度を埋めることができるので、長い目でみたら勝率に大きく影響しそうではあります。


参考動画

自分はテキスト専門なので動画は eyemusician 先生のを参考にするとよいですね。




実戦で実行できるかは全然別物ではあるんだけど、興味があったらプラクティスで1つの技に百本ノックでもやってみるとよいです。

いざ本番でできるようになるかもってのもあるけど、入力コマンドを確認しながら練習すると、自分がいかに適当だったりノロマな手付きかを認識できるので、総合的なお手々の練習としても案外良いものです。

自分はこの入力は鉄拳5の頃に吹雪で打ち込んでいたのでわりと得意分野で、エディの右アッパー肘に吹雪を返して驚いてもらうのが趣味でした:-)


進捗

色々わかってねーけど、なんとなくの強いノリがわかってきただけ。

雷神からほぼストレートに鬼神とペースが早いので、プレマ増やすしかない:-)

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