先日の The MIXUP 2026 で、吉光の事例として良い対戦があったので考察しておきたい。
これは自分には当然、他の吉光使いにも思うところがある試合運びと流れだと思うので、自分だったらどうするか考えながら見ると学びがあるはず。
参考動画
それがこの、SIN (YOS) vs RANGCHU (FAH) でございます。考察
Losers Quarter Final は3先で、結果だけ見れば 0-3, 0-3, 1-3 でほぼほぼフルボッコされた形となります。だからといって、悪く言いたいわけではなく(当然、自分より上位で頑張ってる人だし)、見覚えがありすぎて考察しておきたくなりました。これの大きな要素としては、対カムラムであることと、対ランチュであることがあり、合わさることでより嫌な構成要素になっている、というのが本題という感じです。
吉光での対カムラムは、有利不利でいえば多分普通で、ただし相手によって超やりやすく感じたり、超キツく感じることがあり、その振れ幅が大きな対戦キャラということになると思います。
吉光は昔から、相手のボディが小さかったり避け性能が良いと厳しく、相対的に身体の大きな相手にはそこそこ楽に戦える印象になりやすいです。よって、カムラムも楽になる可能性がそれなりに高いです(最上級の大会ではそもそも「楽」とかはないけど)。
ただし、技の上中下段の全般的に、リーチ差がかなり大きいので、少し戦い方や流れがよくないだけで全体の流れを掌握されて、ものすごく息苦しく手を出しにくい展開にされることも多いです。
そして対吉光を考えた時に、吉光側がされて嫌なことを、ランチュがほぼそのまま実践しています。
それは、吉光の技の仕掛けに付き合わないこと。付き合わざるを得ないタイミングではしゃがまず早く暴れること。
そして一定以上の距離で待つこと。具体的にはアッパーや露払いのギリギリ外です。
SIN 側は攻める吉光タイプのようなので、序盤から前に出ていますが、様子見や軽い下段での揺さぶりも一切なしに、わりと相手任せの中段を多く振っており、狙い通りにヒットできたのはほぼ神隠しくらいでしょうか。
これらをキッチリやり過ごされ、要所のスキマのタイミングに差し込まれて削られると、流れを掴めずに次のラウンドへと進んでいってしまいます。
まぁ誰でもそうかもですが、特に吉光使いは1ラウンド取れるかどうかで、その後のノリが大きく変わるので、特に最初の取れるラウンドを落としたのが大きく響いたのは痛かったところです。
じゃあどうすべきだったかってのは、吉光使いそれぞれが考えるところで絶対的な解などないのですが、SIN の場合はジャブを増やしたり下段を増やしたりしたものの、先に距離感とタイミングを掴まれた分を取り戻せず、良かったのは本当に最初のラウンドと取れたラウンドのみ、で終わっています。
彼も合間で「どうすんべか……」って上を見上げて考えていますが、こうなると8割方どうしようもないんだよねってのが、自分も対戦していて思うことがあり、これをどうにかする実力というか戦略を引き出しにしまっておきたいですよねってのが、多分全吉光使いの課題なんだろうなって。
もちろん自分の中でもそれは常々課題になっていて、前までトップクラスに対して0-2で終わってたところが、1-2にはなることが増えてきたとか、そういうところで構築できてきている実感はあります。
ただそれを大きな大会かつ強い相手にも冷静に発揮できるかっつーと全く別の話なのですが、2先または3先において、何も掴めないラウンドを減らすとか、負けるにしても何かを仕込むとか、そういうのは考えていきたいと思う所存。
自分はエンジョイ勢よろしく楽しく攻める吉光でありたいものの、それだけでは絶対に足りない部分が出てくるので、攻守のバランスを意図的に変えたり、流れを操作する戦略を、引き出しに丁寧にしまっていき、引き出しを開けるタイミングも付箋に書いておく、そうして最終的にはほくそ笑む吉光使いになりたいところですな:-)