鉄拳8吉光 vs シャオユウ鳳凰の構え派生

自分は新宿時代にシャオユウとやりすぎてずっと苦手意識が全然ないのですが、鳳凰の構えが嫌な人はトコトン嫌でしょうってことで派生技の一部を整理します。

各派生技の対処を知りつつ、鳳凰の構えに入りそうなタイミングの大雑把な方針を決めておけば……それでも大変だけど、かなり戦えるようになるはずです。



参考動画:扇蹴り



解説:扇蹴り

昔より派生技が増えたのもあり、かなり頻度は減ったものの、わかりづらいタイミングで転ばせにくるので、ガードできた時は拾ってコンボにいきたいやつです。

  • 41 : 立ち途中LPRPLP > [LKRK]8 > 6WP
  • 45 : 立ち途中RK4 > 4RPLPWP > 4RPLP > LP+RK > 6WK
  • 50 : 立ち途中RK > 2RPRP4 > 3LPRPLP > LP+RK > 6WK
  • 55: (無刀中)66NLP+RK > 2RPRP4 > 3LPRPLP > LP+RK > 6WK

トゥスマよりは鬼薊の方がやや距離が長いので、少しでも遠いと思ったら鬼薊系にする方が安定します。ド先端や角度次第ではどちらも届かないので、大人しく露払いでも返せれば十分です。

無刀 or ヒート中に強化ブレードで返せれば一番大きいし、なによりやってやった感と、コイツ対策やってきてんな感を漂わせることができるので、実戦で1回は決めてみたいところ。


参考動画:騰空擺脚(とうくうはいきゃく)



解説:騰空擺脚

鳳凰中に 6RKRK の騰空擺脚は、動画では順にこのような内容になっています。

  • 1発止め:-10 で確定反撃はなし
  • 1発止め~鳳凰移行:アッパーがしゃがみヒット
  • 1発止め~背向け移行:アッパー確定。4LP+LK や 6WP の返し技は間に合わない
  • 2発出し切り:アッパーで空中拾いコンボ

必ずしもこれが正解というわけではないですが、1発目をガードした時点でアッパーを出しておけば、迷うことなく全対応になるということです。

もし上2つだとしても、何かを仕込んでいる可能性が高いので、アッパーで浮く可能性もあると考えれば、長い目でみれば結構勝率に影響してくる対策だと思われます。

少なくとも、中途半端に鳳凰に当たらない上中段を出してみるよりは良く、ハンパなことをするくらいなら様子見で下がった方がマシな場面です。


参考動画:その他の派生



解説:その他の派生

先日にだしたものも含みますが、3つほど派生技の反撃をしておきます。

1つめは前旋掃腿(ぜんせんそうたい)6RKRK です。
1発止めも2発目も確反はないので、どちらかを下段捌きするしかありません。
また、1発目を被弾していると2発目を下段捌きすることはできません。

2つめは鶴槍脚(かくそうきゃく)LK です。
ガードで -16 なので普通に浮かせていいのですが、発生が 25 – 30F なので先端ガードになると浮かなくなるため、失敗リスクを考慮して隼にしたり、鬼薊やトゥスマで済ませるのも頭に入れておく必要があります。

3つめは挿歩桃拳(せんぽとうけん)6RPLP です。
前にだしたので簡略しますが、1発目を捌くか、2発出し切りにブレードが確定します。


鳳凰自体に対する基本姿勢

今回の本題じゃないのでサラリと自分流の鳳凰対策を説明しておきます。

まず知識として取り入れるべきは、何の技が鳳凰に当たりやすい/スカりやすいかです。これは既にまとめてあるので、こちらを参照してください。

こちらが有利な時は 2RP が安定で、ヒット確認で2発目まで確定させます。その後も、再び鳳凰しようともするので、また 2RP するのも有効です。
また、シャオユウ使いは基本的に右横+鳳凰をするのに対し、圧切は相手の右横移動に強いので、発生さえ間に合えばスカることはほぼありません。

不利な時や忙しい中に切り返したい時は、思い切って露払いするのが効果的です。ちょうど鳳凰の準備+派生技を出そうとする瞬間に露払いがカウンターヒットしてくれます。

迅雷剣も低く横に強いのでかなり信頼できるし、カウンターで美味しいです。ただ、ブレード待ちや前ダッシュガードが好きな相手だと、これもガードされて確反から攻め込まれてしまうので、相手と状況によりけりです。

超急いでいる時は生ロー 2RK でもいいです。とにかく流れを止めるのが大事な時もあるので、切り返しとしてはこの辺からチョイスすると良いことが多いとか。


ザックリとした考え方としては『丁寧に低く』『時に大胆にカウンター狙い』です。

そもそも吉光は細い相手が苦手なので、それに加えて鳳凰があるということで、左右+鳳凰に対して何なら当たるかってのを丁寧に考えながら戦いつつ、よくわかんなかったら大胆にバチコーンとイケばだいたいなんとかなったり、ならなかったりします。

自分の場合、とにかくキルたんにだけは負けたくない一心でシャオユウとやってきたし、それでもキツイときはキツイけども、不思議とどうしようもない相手ってのはおかげさまでいない感じにはなってますな:-)

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